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パラベン(防腐剤)について
パラベンの正式名称(化学用語)は、「パラオキシ安息香酸エステル類」です。
パラオキシ安息香酸と様々なアルコール類とのエステル化合物を通称、パラベンと呼ばれています。
その中で、パラベンには下記の4種類があります。
* ・エチルパラベン * ・プロピルパラベン * ・ブチルパラベン * ・メチルパラベン

パラベンの場合、単独ではなく併用することによって、相乗効果があらわれ、防腐力を高めることができるそうです。美杏香においては、浴用ハーミット、キングハーミット、脱毛ワックス、ホワイトパールピュア、ESオイルとクリスタルオイル(防腐剤として酢酸トコフェロール・ビタミンEを使用)、美杏香オイル以外の商品にメチルパラベンが使われております。1種類だけを使っておりますので、パラベンとだけ表示されております。(新デザインの外箱より、パラベンは「メチパラ」と表示されています)

原料にこだわるなら、なぜ、パラベンを使うのだろう?と思われるかもしれませんね。柴田先生も化粧品を作るにあたり、保存料に関しても随分検討されたとのことでした。美杏香の商品には防腐の役目をするような原料を使ったものもあります。例えばヒノキの抽出成分で、消炎・活性作用のあるヒノキチオール。防腐剤の役割を果たすためには、多量に使わなくてはならず、多量に使えば毒性が出るのだそうです。
また、消費者には見えない部分もあります。化粧品を作るには化粧品卸会社から原料を仕入れますが、その時点で腐らないような加工が施されていることもあるとのことでした。防腐剤を不使用なのに、なぜ悪くならないのだろうと、不思議に思うことがありますが、このようなケースでは防腐剤の表示はされないのでしょうね。

乾燥している粉末なら簡単には悪くなりませんので、粉末である浴用ハーミットもホワイトパールピュアも防腐剤は使用しておりません。粉末の大敵は湿気・水分です。浴用ハーミットは溶かして上澄みを使う「浴用ハーミット液」にした際は、1週間程で使いきり、夏場は必ず冷蔵庫保存です。お茶でも出がらしを数日放置するとカビが生えるように、水分を含んだ場合は長持ちしません。私は以前、柴田先生からメントール(結晶)を少し分けていただき、グリセリンで溶かし緑茶と混ぜて痒み止めを作ったことがあります。メントールには殺菌、防腐作用もあるとされていますが、夏に3日ほど常温に置きましたら、カビが生えました。緑茶を合わせたこともあるのでしょうが、やはり栄養分を含んだ液体になった際に防腐剤なしでは悪くなってしまうのですね。

美杏香化粧品では薬草のほか、酵母やタンパク質成分をたっぷりと使います。タンパク質は腐りやすいものです。また、お使いになる人が、どのような状況で使われるかわかりません。蓋を開けっ放しにしたり、雑菌のついた手をそのまま突っ込んだりされるかも知れません。こうした色んな状況を考えた場合、どうしても防腐剤を使わざるを得ないのです。丹精込めて作った商品を腐らせたくありませんから。そこで、パラベンはエデト酸塩などに比べ、毒性も弱く、チーズや歯磨き粉、ワイン、焼き鳥などにも使われているものを最低限の量を使用しています。 美杏香を使い続けておられる方のお話ですけれども、長年のアトピーでステロイド軟膏を常用していたため、ハーミットを使って凄まじい好転反応を乗り越えられた女性は、周りの方がノーメイクであることにビックリされるほど綺麗になったと喜んでらっしゃいます。また、ステロイドを止めてもワセリンを使っていたことで真っ赤のじくじく状態を繰り返していた女性は、基礎化粧品だけでも健康な肌を取り戻されました。改善が見られはじめた当初、こんなにプリプリの柔らかい肌は初めてだと仰ってくださいました。

柴田先生をはじめとして、どこへ行っても治らなかった重症のアトピー、原因不明の病気、病院で見放されたギョリンセンなど様々なトラブルをお持ちの方が使い続けることで改善なさり、健康な皮膚を取り戻されています。そして、私自身もしかりです。これら多くの結果を出してきたことがパラベンを適量用いていても、出来上がった商品は安全であり、蓄積性がない何よりの証しであると思っています。