★ ESオイルには殺菌・消炎作用があり、傷があっても沁みることなく、
お使いいただけ、特に清潔にしておきたい汁が出ている時は必須アイテムです。
アトピーがひどい時、脂漏性皮膚炎の乾燥、好転反応の対処など、
ESローションとESオイルの二つがあれば、どんな症状にも対応できます。
美杏香のクレンジングゼリーはメイク類を落とすだけではありません。
既に毛穴に詰まってトラブルの元になっているロウや脂などの
要らないものを少しずつ洗い落としていきます。
(そのため、顔だけでなく、全身に使用します)
※ハーミットは皮下組織まで働きかけますが、
クレンジングゼリーは、毛穴の上のほうだけと思ってください。
クレンジングゼリーを使っていくことで、表面にあった異物が少しずつ外れていきます。
そうすると皮膚が動けるようになり、皮膚呼吸を始めますので、
皮膚内の要らないものを出すことが赤み、ガサガサ、湿疹、脂浮き等になってきます。
★ 辛抱できるようでしたら、毎日お使いいただいて大丈夫です。
しかし、できるだけ、異物の出方を少なくして行かれたい場合は、
・ クレンジングゼリーを週に1回、少しの量でさっと洗う
・ 肌が完全に落ち着いてから、クレンジングゼリーを少量使う
という風に、間を空けてゆっくりお使いいただいて構いません。
赤みやガサガサなど異物が出てきて辛抱できなくなったら、
クレンジングゼリーをお休みして、落ち着いたら再開することを繰り返すうちに、
やがて、毎日普通に使えるようになってきます。
もしくは、ある程度落ち着くまで、クレンジングゼリーを使用しない方法もあります。
他社のファンデーションをお使いでしたら、
少量でもクレンジングゼリーが必要になってきますが、
美杏香のリキッドファンデーション、コントロールパウダーケーキは
洗顔フォームや美杏香ボディシャンプーの二度洗いで落とせます。
★ ただし、脂性肌の方の場合、クレンジングゼリーを休むと、
角栓が取れなくなって、お困りになる方がいらっしゃいます。
その場合、角栓が目立つ部分だけクレンジングゼリーを使用する、
角栓が気になる部分にホワイトパールピュアNでパック&マッサージ、
クレンジングゼリーを休んで、ホワイトパールピュアNの粉末で洗う、
これらのことを試みてください。
(サンプルご用意できます)
頭皮が脂っぽい場合は、ボディーシャンプーの泡立ちが良くないため、
不経済でしたら、ヘアーシャンプーと分けてお使いいただくか、
クレンジングゼリーで軽く洗ってから、洗髪する方法があります。
※ 軽いアトピーの方、脂漏性皮膚炎で乾燥する方は、美杏香ボディシャンプーと
BDローション(油分配合全身ローション)や美杏香ハンド&ボディクリームとの
組み合わせがおすすめです。
あまり乾燥しない方は、ESローション(全身用ローション)をおすすめします。
※ 男性の方は、髭剃り用のシェービングムースの代わりとしてお使いください。
泡ボトル、または、市販の泡立てネットを利用されますと、
少量で沢山の泡を作れますので経済的です。
★皮膚トラブルがある場合、ぜひ、全身を洗うものも変えてくださいませ。
※ ハーミットを使ってみたい、ある程度異物を出したい、
でも、少し不安がある方は、ローションタイプのハーミットHがおススメです。
※ ホワイトパールピュアNを混ぜて一緒に使うことで、
異物の出方をセーブし、くすみを出しにくくするなど効果が上がります。
★ 含まれる重曹が余分な脂分を取り除きサッパリしますので、
脂っぽい肌に向いています。
★ つまみ揉みやマッサージを行っていく際、
浴用ハーミットは重曹をふくむため、ザラツキが刺激になることがあります。
直接マッサージするよりも洗面器に溶かして使う、浴用ハーミット液を作って、
クレンジングゼリーに混ぜてマッサージする、という風に溶かして、
刺激にならないようにご使用ください。
詳しくは、浴用ハーミットのページをご覧ください。
または、重曹を含まない、ハーミットパウダーをご使用ください。
治療のため、ステロイド剤や塗り薬の使用経験がある場合、それは、ステロイド等で抑え込んでいたものが弾けだすために、
猛烈な痒みや赤み、熱を持つ、汁が出るなど、様々な状態になります。
お使いになる方によっては、ニキビがボンボンと噴出し、辛い状態が続きますので、
一気に異物を出しても構わないと覚悟を決められた場合のみに、
ハーミットをお使いになってください。
好転反応がご心配な方は、基礎化粧品や洗うものから始めてくださいね。
肌が完全に落ち着くまではおススメしないです。
落ち着いた後も、クレンジングゼリーで異物が出なくなってから、
サンプルからお試しになるなど、ご検討なさってくださいませ。
★ 「ハーミット」には、パワーが強い順番から、
重曹を含まない粉末のハーミットパウダー、
入浴剤で粉末の浴用ハーミット、
クリーム状のハーミットF、
ローションタイプのハーミットH、とあります。
「ハーミット」を使った最も効果的な方法は、
下記の3点を混ぜ合わせるヒーリングセットです。
◎浴用ハーミット・・・40数種類の薬草と食品で自然治癒力を上げる。
◎クレンジングゼリー・・・脂やロウのほか、毛穴に詰まっている汚れを落とす。
◎ESオイル・・・ガチガチに硬くなった皮膚を柔らかくしていく、油分の補給として。
それぞれの商品に役割があり、相乗効果で効果的な組み合わせになります。
次が浴用ハーミットとクレンジングゼリーを混ぜて使うことです。
浴用ハーミットだけより、クレンジングゼリーを少量でも加えたほうが
洗浄成分と油分があるため、トラブルの改善を早めます。
ヒーリングセットは、お好みや肌状況に応じて、クリーム状のハーミットFや
重曹を含まないハーミットパウダーを用いて作ることもできます。
美杏香流のお手入れには、ヒーリングセット、ハーミット類を使うことのほかに、
◆つまみ揉み(マッサージ) と ◆セロテープを使うこと があります。
◆つまみ揉み(マッサージ)
つまみ揉みの目的は、肌を柔らかくして異物を出しやすくするためです。
クレンジングゼリーやヒーリングセットを顔にのばしておいて、また、お風呂上り(洗顔後)にはESオイルをなじませて、気になる部分をつまみ揉みマッサージをしていきます。
(肌が硬くなっているところを柔らかくほぐすようなつもりで)
手が空いている時、何もつけずに、軽くつまむことでもいいです。
※ つまみ過ぎには気をつけてください。
トラブル肌の方は、異物がたくさん入り込んでいます。
何も出そうにないと思って、毎日しっかり熱心につまんでいると、
2、3日後、予想外に異物が浮き出てくることがあります。
ステロイドの使用経験がある方は、勢いがつくと異物の出方が止まらなくなることがありますので、日にちを空け、鏡を見ながら、軽くつまむようになさってくださいね。
詳しくはこちらをご覧ください。
★つまみ揉みについて★
◆ セロテープを使うこと
浮いてきた異物(要らないもの)を「セロテープ」にくっつけて取り除く方法です。
詳しくはこちらをご覧ください。
★テープの使い方★
赤みやガサガサがある肌は異物によって過敏になっていますので、
テープを使えそうな方は、セロテープ(以下、テープ)より価格は高くなりますが、
粘着力の弱いメンディングテープのほうがおススメです。
テープで取るタイミングは、洗顔後・お風呂上りの化粧水など何もつけない、
肌が乾いた状態の時です。
テープで取った後は、ケアのため、ESオイルをすりこんでおきます。
(ESオイルがなければ、お手持ちのBDローション等で結構です)
洗顔後に異物が浮いてきた状態というのは人によって、その時々でそれぞれですし、色んな表現がありますけれども、例えていえば、ラップやビニールのようなものが
肌の上に乗っかって、貼り付いているようなものですから、
テープでくっつけて取ることで、乾燥が和らぐこともありますし、
メイクのノリがよくなったりもします。
また、テープに異物(要らないもの)をくっつけて取り除きますから、
それだけ異物は減っていきますね。
★ 肌が敏感になっている場合、肌が弱い方、
一度セロテープを使ってみて痛みがあった時も、
セロテープを使う段階ではありませんので、お止め下さい。
また、セロテープを使うことは、下にある異物も引き出すことにもなります。
表面に浮いているものを取り除くことで、
下にあるものがすぐに顔を出せるようになるわけですね。
つまり、異物が出てくるということは、しばらく乾燥が続くことでもあり、
赤みやガサガサしたものが出てくることでもあります。
★ できるだけ、異物を出したくない場合、異物の出方を落ち着かせる時も、
セロテープを使う(異物をセロテープで取ること)はおすすめしないです。
皮膚に赤みが出るのは、固形石鹸やシャンプー類、塗り薬などに含まれていた、
沸点の高い油性原料・化学物質が浸透・蓄積し、常に表皮の近くにある、
またはそのような異物が表皮の近くに上がってきたからなのです。
そのため、ひどい状態になった場合は、体温との差が生じて、
赤い部分が熱を持ったように火照ります。
その後、肌を赤くさせていたものが、毛穴の外に出てくると、白く粉を吹いたように
なったり、皮がむけたり、ガサガサになって取れていきます。
肌状態によって、また、季節によっても違いがありますので、徐々に薄くなることも
ありますし、脂浮きになる、吹き出物が出たりすることもあります。
赤みは要らないものを出している状態ですので、雪華美人をつけることで、
また、ホワイトパールピュアNでのパックで赤みが引くこともありますが、
日中にまた出てきたりすることもあります。
ただ、要らないものを出しながらも、赤みが広がらないように抑え気味に
していくことができますので、雪華美人やホワイトパールピュアNを使いながら、
お手入れなさるのもひとつの方法です。
★美杏香では洗顔には水、またはぬるま湯を使うようにおすすめしています。
お湯は皮脂の取りすぎになり、刺激が強いからです。
ぬるま湯やお湯を使ったとしても、全く問題が無い人もおられますが、
トラブル(特に敏感肌、ニキビ)が治るまでは、極力水をお使いください。
冬期の水はかなりの冷たさになりますので、夏の水温程度に調節なさって下さい。
痒みはそこから何か要らないものが出ようとして、神経を刺激して起こります。
色んな痒みがありますが、異物が皮膚の表面に浮いていて痒い時もあれば、
皮膚の下から上がってこようとして痒いという場合もあります。
例えば、皮膚が乾燥してカサカサしたものが浮いていて痒い時は、
何度もESローション等をつけるよりも、セロテープで浮いている異物を
取り除くことで痒みが楽になります。
そして、セロテープで異物を取ることは改善への早道にもなりますよ。
(使い過ぎないように気をつけてくださいね)
冬に乾燥して痒くなる場合も、白く粉を吹いている・カサカサしたものを
テープで取り除いてから、BDローション(ボディローション)をつけて下さい。
汁が出ている時、皮膚が濡れている時に、セロテープは使えないです。
また、テープできりがないように取れましても、やり過ぎないようになさって下さい。
★ テープで取ってもなお痒い時、テープを使えない時は洗う方法もあります。
洗うことで表面の異物を落とします。
水だけでもいいですが、クレンジングゼリーを使うと異物を落としやすくなり、
それでもまだ痒い時は、美杏香ボディシャンプー(シャンプーでもOK)や
洗顔フォームを少量つけて、何度か洗ってください。
★ 痒みに有効な商品は、ESローション・ESゼリー・スースー水です。
ESローションとESゼリーには痒みや火照りを鎮静させる成分が入っていて、
若干スーッとします。
スースー水はメントール配合ローションですので、ESローションでは抑えられない、
しょっちゅう痒い、痒みが広範囲、痒みが強い場合に向いています。
外出においては、いずれかを小分けして携帯し、
少量ずつこまめにつけることで対処なさって下さい。
★ 汁が出ることでも痒くなります。
その場合は、殺菌のためにESオイルを塗ってから、
キッチンペーパーをのせて、その上からつまんでください。
出てくる汁を出してしまうと痒みが治まります。
★ 入浴時に痒くなった時は、クレンジングゼリーで洗ってみて、
それでもまだ痒い時は、美杏香ボディシャンプー(シャンプーでもOK)や
洗顔フォームを少量つけて、何度か洗ってください。
スースー水をお持ちでしたら、入浴の際にもお使いいただけます。
湯船に浸かっていてもヒンヤリします。
★ 痒い時は冷やすことも有効です。テープで取ってもまだ痒い時、
テープで取れない時、洗ってもなお痒い時、ESローションなどをつけても
治まらない場合は、タオルや保冷剤で冷やしてください。
冷蔵庫に濡らしたお絞りやタオルを冷やしておいてもいいですし、
ボウルに氷水を張って、タオルを浸したものを軽く絞って使ってもいいです。
保冷剤をご使用になる際は、ガーゼやティッシュで包んでいただき、
肌にのせたままにしますと冷やしすぎますので、
1、2秒おきに場所を移動させてください。
★ 汗をかくことで痒くなることもあります。その場合は洗うといいのですが、
洗いにくい場所は、濡らしたタオルで汗を拭き取ってください。
乾いたタオルでは、汗などの成分が皮膚に残ってしまいますので、
タオルは濡らしてください。濡らしたタオルを冷やしておくか、
冷たい水を使うと同時に冷やせて効果的です。
ただ、健康な皮膚は、外から使うものだけでなく、食事や睡眠、心の持ち方など
それぞれが大切であり、密接に関わりあっていますよね。
お客様方より、アトピーや脂漏性皮膚炎といったトラブルに見舞われたことで、
食事や生活習慣を見直すきっかけになったとお寄せいただくことがあります。
また、あるお客さまは、アトピーになったのはなぜだろうと思い巡らせたとき、
日々の生活において、どれだけ「笑う」ことを忘れていたのか、と気づいたそうです。
心の持ち方・考え方、物の見方を変えることで、随分楽になる、
生活を楽しめるようになるのですね。
なぜ、こんな目に?と思いたくなりますが、何か意味があると前向きに捉えることで
心が楽になることがあると思います。
心が楽になれば、体にも良い変化が訪れると信じています。
長年、トラブルで悩まれた場合やステロイドの使用がありますと、
皮膚内に詰め込んでしまった異物を簡単に出すわけには行かず、
一進一退を繰り返しつつになりますので、改善までは年数がかかります。
また、抱えているトラブルが一度に全て解消されるのではなく、
少しずつうれしい発見をしてきます。
脂漏性皮膚炎でお医者様に一生治らないだろうといわれた方が、
時には異物が出ながらも、健康な素肌になったことを実感されておられますし、
退職されるほどのアトピーだった方は、数年お手入れを頑張られた結果、
お化粧して顔を上げて街を歩けることを喜んでいらっしゃいます。
どうか、焦らず、根気よく、できる範囲のなかで大丈夫です。
健康な素肌を取り戻すためのお手入れに取り組まれてみてください。